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第 12 章 付録

12.1 対応バージョン

項目 対応範囲
マニュアル版 0.17
対応アプリ AutoStatSpectra 0.17.x
言語 日本語
提供形態 Web 版、デスクトップ版

このマニュアルは AutoStatSpectra 0.17 系を対象とします。画面や操作がマニュアルと異なる場合は、アプリのバージョンを確認してください。

12.2 パラメータ・用語一覧

用語 説明 関連章
Dataset 読み込んだ 1 つのスペクトルデータ 第 4 章
Group analysis 複数スペクトルへ同じ prior を適用し、データごとに結果を保持する解析 第 9 章
Prior ベイズ推定の前に指定するパラメータの範囲または固定値 第 5 章
Model search range 評価するピーク本数の下限と上限 第 5 章
Peak Function Gaussian、Lorentzian、pseudo-Voigt から選ぶピークの関数型 第 5 章
Center ピーク中心位置。単位は X 軸と同じ 第 5 章
Height Height モードで直接推定するピーク高さ 第 5 章
Area (\(S\)) Area モードで直接推定する積分面積 第 5 章
FWHM ピークの半値全幅 第 5 章
\(\eta_H\) pseudo-Voigt の Height モードにおける Gaussian 成分比率 第 5 章
\(\eta_A\) pseudo-Voigt の Area モードにおける Gaussian 成分比率 第 5 章
Set per peak ピークごとに独立した prior を設定するモード 第 5 章
Offset スペクトルから差し引くバックグラウンド 第 6 章
Noise model Gaussian、Modified Gaussian、Poisson から選ぶ観測ノイズのモデル 第 7 章
Total samples 解析で生成する総サンプル数 第 8 章
Burn-in steps CPU 版で、事後分布の収集前に破棄する初期反復回数 第 8 章
Params Source グループ解析で共通条件のコピー元にするスペクトル 第 9 章
Free Energy モデル比較に使うベイズ自由エネルギー。小さいほど良いモデル 第 10 章
Posterior Probability 各モデルの事後確率。0 から 1 の値で、評価したモデル間の合計は 1 第 10 章
MAP 事後分布の最頻値(Maximum A Posteriori) 第 10 章
95% Credible Interval 事後分布の 2.5% から 97.5% パーセンタイルまでの範囲 第 10 章

12.3 Web 版とデスクトップ版の差

項目 Web 版 デスクトップ版
実行環境 ブラウザ デスクトップアプリ
解析方式 GPU 版 CPU 版
解析の実行場所 GPU バックエンド ローカル PC
利用管理 アカウント、課金、GPU 解析時間 ライセンスキー
ネットワーク 必要 ライセンス確認時に必要
Sampling 設定 Total samples Total samples、Burn-in steps、Number of Replicas
Error Function Trace 表示されない 表示される
Exchange Rate Warning 表示されない 条件に該当すると表示される
energy_trace.csv 出力されない 出力される
Advanced Export の保存先選択 Chrome / Edge では Select folder を使用可能 Select folder を使用可能

解析時間は、Web 版では GPU バックエンドの混雑状況、データ点数、ピーク数、サンプル数により変わります。デスクトップ版ではローカル PC の CPU 性能に依存します。詳しくは第 1 章第 8 章第 10 章第 11 章を参照してください。

12.4 対応形式と制約

解析データの読み込み

形式 拡張子 読み込み方法
CSV .csv Import Settings で行・列を選択
TXT .txt Import Settings で行・列を選択
VAMAS .vms / .npl 専用パーサーで直接読み込み
PHI SOFH .spe / .pro / .ang 専用パーサーで直接読み込み
Excel .xlsx 専用パーサーで直接読み込み

CSV / TXT は UTF-8 を優先し、文字化けする場合は Shift_JIS / CP932 として読み込みます。VAMAS、PHI SOFH、Excel では Import Settings を使用できません。複数の Y 列がある場合の処理を含む詳細は第 4 章を参照してください。

Reference offset の読み込み

Reference offset では .csv / .txt / .dat / .tsv / .xlsx / .xls を読み込めます。参照データは解析データと同じ X 座標を同じ順序で含む必要があります。詳しくは第 6 章を参照してください。

結果の出力

用途 通常の出力
数値データ CSV などを含む Results ZIP
プロット画像 PNG を含む Images ZIP
レポート PDF / Word
Advanced Export Report: PDF / HTML / Markdown、Chart: PNG / SVG / JPG / TIFF / BMP

次の制約に注意してください。

  • Free Energy と Model Posterior Probability は、Height / Area を跨いで比較できません。同一 Intensity parametrization の 1 回の run 内で比較します
  • グループ解析は各スペクトルを独立して解析する機能で、平均スペクトルや統合フィットを出力する機能ではありません
  • experiment_config.json には、ピーク本数の探索範囲、Set per peak の個別 prior、固定した Noise 値が含まれません
  • Chart DPI は、一部の結果プロットの一括出力には反映されない場合があります
  • GPU 版では Error Function Trace を表示せず、energy_trace.csv も出力しません

出力ファイルの構成と追加の制約は第 11 章を参照してください。

12.5 サポート・お問い合わせ

AutoStatSpectra に関するお問い合わせは、a.s.ist 公式サイトのお問い合わせフォームをご利用ください。

お問い合わせ時に、使用しているアプリのバージョン、Web 版またはデスクトップ版の別、問題が発生した操作、画面に表示されたメッセージをお知らせください。

12.6 索引

項目 参照先
Advanced Export 第 11 章 結果のエクスポート
Analyze / Analyze all 第 8 章 サンプリング設定と解析実行第 9 章 グループ解析
Area ratio constraints 第 5 章 ピーク設定
Data タブ / X・Y Range 第 4 章 データ読み込み
Error Function Trace 第 10 章 結果の確認
Files サイドバー 第 3 章 画面構成
Free Energy / Posterior Probability 第 10 章 結果の確認
Import Settings 第 4 章 データ読み込み
Noise タブ 第 7 章 ノイズ設定
Offset タブ / Reference / arPLS 第 6 章 バックグラウンド設定
Peak タブ / Peak Priors 第 5 章 ピーク設定
Plot Settings 第 3 章 画面構成
Sampling タブ 第 8 章 サンプリング設定と解析実行
Set per peak 第 5 章 ピーク設定
Web 版 / デスクトップ版 第 1 章 概要第 2 章 セットアップ
グループ解析 第 9 章 グループ解析
対応ファイル形式 第 4 章 データ読み込み
結果の見方 第 10 章 結果の確認